日本整体学会

概要
近年、健康に対して関心を持つ方々が増加し、民間医療として「整体」と云う言葉が、大分認知されてまいりました。
西洋医学の各種診断器や治療機器、医薬品などの進歩は目を見張るものがありますが、西洋医学とは「体」に対する考え方が東洋医学とは異なっているのも事実です。原因が特定できなかった患者さんも「骨格の転位」の面から見ても、それを調整するだけで症状が大幅に改善されたと云う例は数知れません。
東洋医学(民間療法)も行われている施術内容も多種多様になり、まだ「整体」に対する偏見や誤解もあり国民の理解と支持が得られているとは思いません。
整体」は、日本の柔術から受け継がれ新たに改良を重ね考案された我が国に特有の民間療法です。原因不明のものや不定愁訴と診断されている諸症状に「整体」の果たす領域が広がっている今こそが普及のチャンスです。国民の身近な民間療法として評価されるためには、多種多様の施術法の研究、臨床例の収集、発表の場作り、知識技能を磨き国民の健康に寄与しましょう。
その為には、より一層の普及発展を目指し全国的なワークネットの構築などの体制作りが必要です。当会は、名称を「日本整体学会」として積極的な普及活動をしております。

理念
当会の理念は、「共に学び、親睦を厚くし信頼の輪作り」を掲げています。
日々の施術に当たっては、来院される方の信頼を勝ち取ることが繁栄に結びつき、諸症状の改善については、各々その技能を研鑽し共に学ぶことが必要になります。
親睦を厚くし尊重し理解し合い切磋琢磨することで新しいものが生れ、次の世代へと受け継がれていきます。

活動目的
1.国民の健康福祉に寄与するための施術者の技術向上と研究及びその発表
2.整体の普及活動と指導者及び会員の育成、並びに会員との親睦
3.IT情報の共有・交換及び他の機関との交流を図り友好を深める
4.ネットワーク主体の全国的な組織形態作り
5.出版、セミナー、会報などの広報活動

活動内容 <整体師の社会的地位や知識・技能向上のため>
1.東京・大阪で「整体師」育成のため、「整体セミナー」を開催
2.毎月、東京で研修会を開催
3.年に一回、日本整体学会の「全国大会」を開催
4.年に一回、千葉大学医学部で「解剖見学会」を開催
5.2か月に1回、日本整体学会会報を発行
6.責任賠償保険を用意
7.要請がある地域に研修会講師を派遣
皆様のご参加をお待ちしております。

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